帰りは怖い
激しい雨音で目が覚めたら前夜からの豪雨が一段と強くなっていました。無理して浜辺に出てみたのですが、砂浜に容赦なく大波が打ち寄せていて海亀の姿は1頭も見えません。きっと海中で天候が回復するのを待っていたのでしょう。宿舎に戻ってもう1泊するのだからと悠長に構えていたら、管理人が一刻も早くオスティオナル村を出ないと川が増水して数日は帰れなくなると言うので、2泊の予定を切り上げて皆んな大急ぎで荷物をまとめて出発することにしました。
やはり3本の川は昨夜からの豪雨でかなり増水していて濁流の流れも速くなっていました。川端に着くたびに学生が川に入って深さを確かめに行きましたが、村から一番遠い3本目の川では安全に渡れるか不安になって思案顔です。
水深は女学生の膝上10cmくらい有ったので60cm近かったのではないでしょうか。それを見て対岸で躊躇していたワンボックスカーは諦めてUターンして行きました。我々は渡らなければ帰れないので、運転手が意を決して慎重に浅いところを探しながら何とか無事に対岸に辿り着きましたが、マイクロバスのドアから入ってきた水が床面近くまでありました。
川さえ渡ってしまえば後は何時でも帰れるので、近くでカビーナを見つけてもう1泊することになりました。うまく天候が回復すれば皆既月食が観測できるかも知れないからです。幸い雨は深夜に上がったのですが全天厚い雲に覆われて月食は観られませんでした。学生たちのお目当ての海水浴もお預けになりましたが、何よりも全員無事に帰ってこられて良かったです。








































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