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2008年2月26日 (火)

次は自分たちの番

先日、昨年9月から6ヶ月の短期派遣で来ていた長野SVの帰国報告会と送別会が開かれました。彼女は2年余の活動を終えて昨年7月に帰国したのですが、派遣先から再派遣の強い要請が出されたので僅か2ヵ月後にまたコスタリカに戻ってきた訳です。最近のJICAは特別な必要性が無い限り任期延長を認めなくなりました。彼女の場合もし任期延長が出来ていれば仕事も効率よく進み、往復の航空運賃や家探しなど余分な経費や労力を使わずに済んだはずです。真偽のほどは分かりませんが、一旦帰国させてから再派遣するのは派遣人数を増やすための姑息な手段だと聞いたことがあります。もし事実だとすれば経費削減に血眼になっている民間会社では絶対に考えられないことです。

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いよいよ次は自分たち4人の番になってしまいました。既に3月14日に帰国報告会と送別会を開催すると言われているので、これから本腰を入れて最終報告書と報告会用のプレゼン資料を作り上げなければなりません。コスタリカを発つのは3月27日なので丁度残り1ヶ月ですが、3月中旬にはセマナ・サンタ(感謝祭)の大型連休が控えているので気分はもう帰国モードに入りつつあります。光陰は矢の如しで過ぎてしまえばアッと言う間の2年でした。

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2008年2月22日 (金)

皆既月食・番外編♪

Img_5718 イラス火山の頂上で行った皆既月食の観測(観望)にはテレビ局の7chと6(11)chがライブ中継をするために我々の後を追いかけてきました。左の写真はカリブ海側から立ち上ってきた薄霧の中での中継シーンですが、リポーターのアンドレア嬢は防寒着を着ているにも拘らずあまりの寒さに震え上がっていました。来る前に寒い所だとは聞いていたようですが、こんなに寒いとは思わなかったと少々ご立腹でした。それでも笑顔でリポートしていたのはプロの根性でしょうが、終わると直ぐに中継車に逃げ込んでしまいました。

で・・・恒例(?)になってしまったコスタリカ美女とのツーショットですが、今回は2つのTV局のリポーター嬢にお願いしました。この写真はどう見ても南国の暖かいコスタリカで撮ったとは思えませんね。でも心の中は♪♪気分です。

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2008年2月21日 (木)

皆既月食

Eclipse_cr__2008_2 昨夜はコスタリカに来て3回目の皆既月食がありました。前2回は条件や天候が悪くて十分な観測が出来なかったのですが、今回は図のとおり時間帯が良くて観測の条件は整っていました。しかし乾季になっても天候不順が続いていたので、学生たちと相談して雲の影響を受けない高地へ遠征することにしました。行った先は標高3,400mのイラス火山の頂上にある展望台です。夜間は立ち入り禁止ですが国立公園を管理する事務所に特別許可を貰い、大学から公用マイクロバスを出してもらって総勢15人ほどで出掛けました。山頂まで自動車で登れるので楽ですが、熱帯地方にあるとは言え日本と同じ北半球で富士山の9合目くらいの高さですから寒さは半端ではありません。防寒着は一時帰国した時に持ち帰ってしまったので長袖シャツを4枚重ね着して何とか寒さを凌ぎましたが、カメラを扱う素手は凍えるほどの冷たさでした。

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読み通り雲海の上には出たのですが、高気圧に伴う高層の雲がかなり広い範囲に広がっていて、結局観測は薄雲を透して行うことになりました。幸いにも皆既月食が終わる10時頃まではあまり厚い雲も出なくてユックリ写真を撮ることが出来ましたが、コンパクトデジカメの24倍ズームを目一杯使っても写真写りには限界があって、この程度の写真しか撮ることが出来ませんでした。ただ昨夜は月の直ぐ下には0.5等の土星が、月の直ぐ上には獅子座の1等星レグルスが輝いていて天文ショーとしては見応えがあったのでコスタリカ滞在の良い想い出になりました。

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2008年2月16日 (土)

天文の日

Img_5539 今日は夕方から国立博物館の中庭で”天文の日 Día de la Astronomia”が開催されました。自分も会員になっているアマチュア天文クラブ(ACODEA)が主催して毎年行われているイベントです。会員たちが持ち寄った天体望遠鏡を展示したり、講堂では星座にまつわるギリシャ神話の話しを子供たちや付き添いの親達に分かり易く説明します。晴れれば暗くなってから天体観望も行うのですが、今夜は生憎の曇り空だったので月も星もまったく見えませんでした。でも熱心な市民が50人以上は来てくれたので良かったと思います。ACODEAは技術レベルも観測機材も日本のアマチュアと比べると10年以上も遅れていますが、熱心に市民への啓蒙活動を行っているのは素晴らしいことです。帰国してからも引き続きメンバーとして何らかの形で応援していきたいと思っています。

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2008年2月15日 (金)

千客万来

Img_5505今日は百合香さんが前々から約束していたプラネタリウムを観にきてくれました。彼女は昨年8月まで日本人が経営する旅行社で働いていましたが、もう直ぐ3年間住み慣れたコスタリカを離れることになっています。大学で文化人類学を学んだ彼女は中南米のインカやマヤの遺跡に強い関心を持っていて、何時かは彼女なりのコンセプトで遺跡巡りのツアーを企画してみたいと言っていました。若いのにしっかりした目標を持って積極的に行動しているのは素晴らしいことなので是非実現して欲しいと思います。

夕方からは奈美さんと幸子さんが自宅に遊びに来てくれました。手土産にドイツビールとバレンタインのチョコレートに加えて大きな食パンを1本持って来てくれましたが、この食パンはパン屋の開店を支援している奈美さんが今朝早くから職人に混じって作り上げた成果だそうです。幸子さんは我が家に来るのは初めてだったので腕によりを掛けて夕食を作りました。と言ってもヒレカツと海老フライに焼いた塩鮭(変なコンビネーションですね)でしたが、彼女らにとって最高のご馳走は炊立ての白いご飯だったようです。勿論フライも美味しいと言ってくれましたが、帰る時には伯方の塩でオニギリを作って持ち帰ったくらいですから余程ご飯が美味しかったのでしょうね。自分は明日の朝食に頂いた食パンを食べてみるつもりですが、奈美さんはモチモチ感があってとても美味しいパンだと自慢していたので楽しみです。職人は台湾人なのできっと日本人好みのパンだろうと期待しています。

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2008年2月10日 (日)

最後の歓送迎会

Img_5493 昨夜は新旧隊員の歓送迎会が開かれました。3月下旬に帰国する由布子さんは自分の同期なので、自分も今回は送られる立場で参加させてもらいました。コスタリカの隊員は最近は11人,9人などと纏まって派遣されてきますが、彼女はたった一人の派遣でしたから同期の仲間が居なくて寂しかったと思います。ホームステイ先が我が家と近かったので度々遊びに来てくれましたし、飲み友達,遊び友達でもありました。自分も独り住まいなので彼女が来てくれるのが嬉しかったし娘のように思っていました。なにせ我が家には彼女専用の茶碗とハシも用意してあるくらいですから。

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例によって当番の隊員たちは朝から料理の準備をしてくれてテーブルの上には沢山のご馳走(これはほんの一部です)が並びましたが、厨房が狭いうえに40人近い参加者が食べる量を作るので大変だっただろうと思います。隊員やゲストが大勢になったのでそろそろ歓送迎会は外の会場に移すことを考えても良い時期ではないでしょうか。

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昨夜は自分も3月下旬に帰国することを知っている隊員たちが入れ替わり立ち代り挨拶に来てくれました。一緒に記念写真も沢山撮りましたので良い想い出になります。気分が良かったのでビールに始まってワイン,ウィスキーを飲み、最後にテキーラを一気飲みしたところで記憶が途絶えて、今朝目が覚めたら床に敷いたマットの上に寝かされていました。重いので大変だっただろうと思いますが、チャンと毛布を掛けてくれたので風邪を引かずに済みました。有終の美を飾るどころか、最後になって若い隊員たちに年甲斐も無く恥ずかしい姿を見せてしまったことを反省しています。

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2008年2月 5日 (火)

3度目のケツァール

帰国する前にもう一度”幻の鳥・ケツァール”を観たくなって、サンホセ市内で日本人が経営する五路ツアーズの日帰りツアーに申し込みました。ケツァールは朝の餌探しに活発な行動をするので、早朝4時半に迎えにきてもらってサンヘラルド・デ・ドタと言う地域へ出かけました。此処は標高が約2500mあってケツァールが沢山生息している所です。とは言っても素人が見つけるのは難しいので、今回はケツァールとの遭遇率100%を豪語する経営者の加瀬さんが自らガイドとして同行してくれました。

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ケツァールは過去に別の場所で2度観ているのですが、何れも一瞬のことでジックリ写真を撮る隙もありませんでした。今回は3回目の正直を期待して出かけたのですが、幸運にも1本の木に付いた実を目当てに数羽のケツァールが出現したので他のツアー客も大興奮で写真を撮りまくっていました。残念なことにちょっと距離があってコンパクトデジカメでは綺麗に撮れないので、加瀬さんが望遠鏡にカメラを付けて撮ってくれた写真を載せておきます。世界中で一番美しい鳥,そして観るのが難しいので”幻の鳥”とも言われ、また手塚治虫の漫画”火の鳥”のモデルとも言われている優雅な姿をご覧ください。瑠璃色の羽,真っ赤な胸毛,長く伸びた尾,黄色い口ばし,つぶらな瞳、そしてその組み合わせの妙は正に自然が作り出した素晴らしい芸術作品と言えるでしょう。

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2008年2月 4日 (月)

再びプンタレナスへ

Img_5240 Img_5242 プンタレナスには大きな魚市場があって昨年9月まではJICAの専門家チームが此処でナショナル大学と共同でニコヤ湾の魚類調査と資源保存のプロジェクト活動をしていました。漁船から水揚げされる市場の中には入れなかったのですが、通りがかったリゾートホテルの買出し人に仕入れたばかりの活ロブスターを見せてもらいました。どれも30cm以上の立派な大きさで、3つの袋には20匹くらい入っていたでしょうか。こんなに大きくても1匹1000円しないのでクーラーボックスが有れば自分も数匹は買って帰りたかったです(泣)。

Img_5245 石積みの教会はバスの車窓からは度々眺めていて以前から気になっていた所です。今までにも訪問先で様々な教会の写真を撮ってきましたが、建物全体が石積みで出来ているのは珍しく、シックな教会は周りの景色にも良く溶け込んで快晴の青空に一段と美しく映えていました。生憎閉まっていて中は見られませんでした。

また今回はヨット好きの親友のためにコスタリカ・ヨットクラブを訪問して写真を撮ってきました。友人は江ノ島のヨットハーバーにフランス製のヨットを持っているので、コスタリカにもヨットクラブがあることを教えようと思ったからです。こんな豪勢な暮らしをしているコスタリカ人はほんの一握りかも知れませんが、日本のウサギ小屋に住む自分がこの地でボランティアとして働いていることに何か割り切れないものを感じながらクラブのレストランで食事して帰ってきました。何だか最近は愚痴っぽくなったようですが、底辺に暮らす人たちの生活レベルを押し上げて貧富の差を狭めるのも”人間の安全保障”の考え方でしたね。でも、それって外国人の自分らがやることなのかな?

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2008年2月 3日 (日)

観光列車に乗りました

Img_5171 週末に一日1往復だけ運行されている観光列車に乗りました。首都サンホセからプンタレナス近くのカルデラまで93Kmを4時間で走るので平均時速は25Km足らずですが、途中は険しい山中の急なカーブを縫うように走るので仕方ありません。それよりも上下左右の揺れが激しくて座っていても身体を安定させるのが大変でした。観光列車と言っても今回は99.9%がコスタリカ人で、帰途につくまでの4時間の自由時間を利用して海水浴を楽しもうという家族連れやグループが多かったです。

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列車は客車が6両(4両は1941年ドイツ製の木造,2両は1960年代の日本製)で前後にディーゼル機関車が付きます。各客車には乗務員が居て途中の景色を案内したり車内販売などで乗客の世話をしますが、長丁場なので行き帰りには全乗務員が仮装して車内を演奏しながらパレードしたりして飽きないように楽しませてくれます。

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順調ならバスで2時間半で行ける距離ですが、今ではコスタリカ唯一になった列車でガタガタ揺られながら昔の日本の旅を思い出すことが出来て面白かったです。停まる駅ごとに現地の人たちが果物や飲み物を売りに来るのも風情がありました。しかし往復8時間は体力が要りますし、窓が開けっ放しなので帰宅してシャワーを浴びたら顔はホコリでザラザラ,鼻や耳の中は真っ黒でした。こうして帰国を間近に控えて思い残すことが一つづつ減っていきます。

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