山中湖でダイヤモンド富士
山中湖畔では冬至を挟んで3か月余の期間にわたってダイヤモンド富士が観られます。観られる場所は1日ごとに湖畔を移動しますが、2月19日は平野地区にある地域交流センター”きらら”で、駐車場が完備されていて写真ファン人気の場所なので場所取りのために早めに出掛けました。当日は太陽が富士山頂に接する予定時刻が16時35分頃でした。
当日は快晴で冠雪した富士山が綺麗に観えていました。初めての挑戦でしたが期待が膨らみます。
太陽が徐々に富士山頂に近づいてきて、ほぼ予定時刻にダイヤモンド富士が観られました。太陽の下の縁が山頂に接してから完全に没するまでの2分間が勝負です。
初めてにしては良く撮れていると思いますが、光条がもっとクッキリ写ってほしかったです。近くのベテランさんに見てもらったら露出オーバーだそうです。次回は年末か来春になりますが是非リベンジしようと気持ちを新たにしました。
写真の中ほどに黒く点々と写っているのは写真愛好家たちの群れです。
手前の湖面には綺麗に逆さ富士が写りました。風が弱くて湖面に波が立たないことが条件ですが良い場所が確保できたので幸運でした。
ダイヤモンド富士が終わってから夕焼けに赤く染まる富士山を狙ったのですが天気が良過ぎて空が僅かにピンク色に染まっただけでした。高層の薄雲も出てきたので撤収しました。
たった2分間のダイヤモンド富士を撮影するために自宅から2時間かけて山中湖へ行き、場所取りのために2時間待機して、帰宅するのにまた2時間掛かりました。好きでなければ出来ないことですが、愛好家さんたちは数日泊まり込んで撮影に備えたり、遠く関西方面から来ている人もいて話を聞いていると圧倒されてしまいます。
初めての挑戦で素晴らしい写真を撮ろうなんて虫が良過ぎると痛感させられました。
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