天体写真撮影の好機到来
秋が深まって夜空が澄んできました。寒さは徐々に厳しさを増しますが天体写真の撮影には好条件が揃ってきます。先日試しに撮影した写真を掲載しますが撮影したのが夜半前だったので気温は3℃でした。
今回は晩秋から初冬にかけて見られる代表的な対象を撮影してみました。夫々の見かけサイズは大きいのですが望遠レンズの焦点距離を上手く選ぶと1枚の写真に収まります。
① アンドロメダ座M31銀河と三角座M33銀河
右端:M31銀河 左端:M33銀河
5分露出の写真を4枚合成(総露出時間20分)
M31は私たちの天の川銀河に一番近い銀河ですが250万光年以上も離れています
M31を斜めに横切る2本の線は飛行機の翼端灯と思われます
②おうし座M45プレアデス星団(和名すばる)とペルセウス座カリフォルニア星雲
右端:カリフォルニア星雲 左端:M45星団
5分露出の写真を6枚合成(総露出時間30分)
カリフォルニア星雲は水素ガス(赤い色)の広がりで手前の星に照らされて光っている
M45は若い星の集まりでベールのようなガス(青い色)に包まれている
撮影日時:2014年11月19日 21:00~23:00
撮影レンズ:Canon EF 70-200mm F4L (70mm F4.5で撮影) L41フィルター装着
撮影カメラ:Canon Eos X2 (IR改造)
ISO:800
写真をクリックすると大きな画像になります。スマホでは画面が小さくて見栄えがしないと思うので是非PCでご覧ください。
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